工事開始前に、設計図を詳細に確認し、打設範囲や必要なコンクリート量を把握します。必要な資材や機材(コンクリートポンプ車、型枠、鉄筋など)を現場に搬入し、準備を整えます。天候や気温を確認し、最適な打設タイミングを計画します。
型枠を設置し、コンクリートを流し込むための準備を行います。設計図に基づき、鉄筋を配置し、固定します。型枠と鉄筋の設置が完了したら、背筋検査を行い、設置状態を確認します。
ミキサー車で現場に生コンを搬入し、コンクリートポンプ車を使用して型枠内にコンクリートを流し込みます。流し込みは段階的に行い、均一に分布させます。バイブレーターで締固め、表面を均します。ジャンカを防ぐため、適切な締固めと均し作業を徹底します。
打設後、コンクリートの表面を平滑に仕上げ、適切に硬化するよう養生期間を設けます。この期間中、表面を湿らせ続け、急激な乾燥を防ぎます。
養生期間が終わり、コンクリートが十分に硬化したら、型枠を慎重に撤去します。型枠撤去後、仕上げ作業を行い、最終的な品質検査を行います。